2月7日放送のNHKの『あさイチ』はチョコレートの特集でした。
その番組の中で私にはちょっと気になることがありました。
チョコレート大好きな私は甘いチョコレートを食べると口の中を中和させるイメージでブラックコーヒーを飲んでしまうのですが、実はその二つはあまり相性が良くないのというのです。
それってどういうこと?
じゃあ何が合うの?
チョコレートもコーヒーも香りが強いので、似た香りのものを合わせるのがコツなんだそう。
本文中で詳しくお伝えしますね。またその他の飲み物についてもご紹介していきます。
チョコレートとコーヒー
チョコレートとコーヒーはどちらも香りが強いので、組み合わせによってはお互いの香りを邪魔しあってせっかくの香りを台無しにしてしまうんだそうです。
相性の良い組み合わせ
でもしっかりと組み合わせればガッチリとハマってくれます。
それは似た香りを合わせること。
こういう感じで香りを合わせるとグッド!なんです。
購入時にはチョコやコーヒーのパッケージには「〇〇な香り」「〇〇のような~」といった記載がされていることが多いので、それを参考に同じような種類の香りのものを組み合わせましょう。
だからミルクチョコレートを食べる時はブラックコーヒーじゃなくてミルクが入っているカフェオレの方が合うんだって!
ミルクチョコレートの後にブラックコーヒーを飲むと酸味ばかりを感じるようになるそうです
味わう時のコツ
やりがちなのがチョコを口に入れてからコーヒーで流し込む感じ。
これはNGです。
チョコもコーヒーもしっかり味わうには一緒に口に含まないこと。
番組では3ステップで味わうことがお勧めされていました。
- コーヒーを一口飲み味と香りを楽しむ
- コーヒーを飲み込んだらチョコをひとかけら口に入れゆっくり溶かし、チョコの味と香りを楽しむ
- チョコが口の中からなくなっても香りは残るので、再びコーヒーを口に運びハーモニーを楽しむ
こうすることでチョコレートとコーヒーが本来持っている香りを楽しみながらいただくことが出来ます。
チョコレートに合うその他の飲み物
香りを合わせればコーヒーもチョコレートと合う事が分かりました。
ではそのほかの飲み物では何が合うのでしょう。
緑茶
ショコラティエのピエール・マルコリーニさんがチョコに合う飲み物は「水と緑茶」と述べられているそうです。
緑茶はタンニンの苦みと風味がチョコレートとの香りを引き立ててくれるのだとか。
日本の飲み物とチョコが合うというのは意外な感じもしますが、ショコラティエのお勧めなので間違いなく美味しくいただけることでしょう。
紅茶
紅茶も緑茶と同じくタンニンを多く含む飲み物です。
中でも「アッサム」はコクが強く味が濃いのでチョコレートの美味しさを引き立ててくれます。
「アールグレイ」は同じようにコクが深いですが、柑橘系のフレーバーなのでフルーティな感じのチョコによく合います。
ガトーショコラとも相性が良い紅茶です。
ホワイトチョコレートは「セイロン」や「ジャスミン」が合います。
アルコール(お酒)
チョコレートとお酒の相性も気になるところです。
ビール
ビールと合うチョコレートはおつまみ感覚で少し塩気のあるもの。
塩キャラメルチョコなどがありますね。
ビールは冷やし過ぎずに飲むとチョコと合います。
ウイスキー
ウイスキーのような強めのお酒には甘みの強いホワイトチョコレートが合います。
味わいをまろやかにしてくれます。
また、ホワイトチョコレートはスパークリングワインにも合います。
ワイン
ワインにはハーブやカルダモンといったスパイスの入っているチョコレートがお勧めです。
オレンジピール入りのチョコレートもどんなワインにも合います。
サワー(フルーツ系)
素材を合わせる感じでレモンサワーなどにオレンジピール入りのチョコレートがよく合います。
まとめ
チョコレートと合わせて飲みたい飲み物の相性についてみてきました。
チョコレートに合うのは香りの特徴が共通しているもの。
似た香りのものを選べば香りを損ねることなく楽しむことが出来ます。
バレンタインデーなどに自分へのご褒美でちょっと高価なチョコを買ったりしますよね。
そのチョコの香りを損なう事がないように香りに共通点のある飲み物で楽しく味わいましょう。
チョコレートの記事もみてね~