熊本県上益城郡山都町にある国指定重要文化財の通潤橋(つうじゅんきょう)が2023年秋に国宝に指定されることが決まりました。
アーチ状の橋から豪快に放水される様子は写真映えすることから訪れる人も多いですね。
放水はいつもされているわけではないので、日時を調べてから行くのがお勧めです。
また写真はどこで撮るといいのかもチェックしておきましょう!
通潤橋2023年秋に国宝指定決定
2023年秋に国宝に指定されることになった通潤橋。
通潤橋の場所は?
熊本県上益城郡山都町にあるのですがそれってそもそもどの辺なの?っていう方も多いですよね。
熊本市から南東方向に約40キロ、車で約1時間のところにあります。
通潤橋は1854年に農業用水を送るため建設された石造りアーチ水路橋なんですね。
こんな橋が嘉永7年(江戸時代、第13代将軍徳川 家定(とくがわ いえさだ)の時代)に作られたなんてすごいですね。
通潤橋へのアクセス
通潤橋へはマイカーやレンタカーなど車で行くか、熊本市や福岡市からバスが出ています。
電車では行けません。
- 熊本空港からレンタカーで約50分
- 熊本桜町バスターミナルからバスで約1時間29分
- 福岡市から高速バスで約2時間31分
アクセス詳細はこちらから
通潤橋の放水時刻・放水時間
せっかく行ったのに放水されていないなんてことがないようにあらかじめ放水の予定を調べてから行きましょう。
私が昔(30年くらい前)行った時も思い付きで急に行ったので放水されていませんでした。(´;ω;`)ウッ…

公式サイトに通潤橋放水カレンダーが掲載されています。
現在(2023年9月)は木金土日と祝日の午後1時から約15分~20分間放水されているようです。。
なお、放水はすべて農業用水が使われていますので、農業用水として影響が出る場合には放水予定日であっても放水がないこともあります。
2023 放水カレンダーはこちらから


翌月より先のスケジュールを見たい時は放水カレンダーの予定リストから見れるよ
放水日の午前10時から午後3時は橋の上を通ることが出来ます。(有料)
橋上観覧を希望される場合は道の駅通潤橋物産館内で申し込んでください。
一般500円・小中学生200円で放水まで先着300名となっています。
通潤橋の映え写真スポット
豪快な放水をバックに写真を撮るにはどこがベストなんでしょう。
橋の左岸
多くの人が撮っているのがやはりここですね。
橋の左下に降りていけますのでそこからの写真が良いでしょう。
また、橋の上から見下ろすのも豪快な写真が取れますよ。
みなさんのTwitter(X)画像をお借りします。
本日の通潤橋の放水 pic.twitter.com/V92P6pvYsd
— どすこいさん (@dosukoibombers) September 2, 2023
放水という事で動画を取っている方も多いですね。
通潤橋✨放水‼️
— 肥後ジャーナル (@higojournal) September 2, 2023
橋の上からも見てみました〜!
本日八朔祭も開催される予定です💕 pic.twitter.com/KQnjoN9SS6
通潤橋の放水は普段は1日1回だけなんだけど、八朔祭の2日間は1日4回も放水するのでもう1回見てみた!!
— p (@y_6787181812) September 2, 2023
やっぱり放水しはじめが一番迫力があります! pic.twitter.com/AcDdV4Tgpo
チョッパー
通潤橋道の駅にはなぜか漫画『ONE PIECE』のチョッパーが!
作者である漫画家尾田栄一郎さんが熊本県出身なんですね。
背後には通潤橋も写ります。
チョッパーと通潤橋🌉
— ヒラタカ🐈🚙⚾🐇🌺 (@hirata198) February 12, 2023
※水は出ておりません。 https://t.co/1rn97Lz5xs pic.twitter.com/jcNyHvf7US
通潤橋の周囲にも写真映えする観光スポットがたくさんありますので次の項でご紹介していきますね。
周辺の観光スポット
通潤橋周辺には他にも見どころがたくさんあります。
せっかくなので訪れてみてはいかがでしょうか。
円形分水
円形分水は通潤橋の上流にある農業用水を分ける施設です。中央から水が吹き出し、田の面積に応じて水を分けています。
通潤橋のさらに上流にある分水嶺
— p (@y_6787181812) September 2, 2023
用水路が完成した時に田んぼの面積に均等に水が配分されるようにこういう形になったらしい
仕切りで広くなっている側の用水路が通潤橋に繋がっています pic.twitter.com/oyGuo0gUtw
五老ヶ滝
山都町には多くの滝があるんですが、その中で最大級の規模なのが五老ヶ滝。
50mの高さから滝壺へと落ちる流れは迫力満点です。
実は通潤橋の放水は1時一回だけなのを調べずに10時に着いていたのは内緒🤫
— 石貫太郎左衛門桃園 (@MINItartan2708) May 2, 2023
放水までの間に通潤橋の先の五老ヶ滝へ。#通潤橋#五老ヶ滝#山都町 pic.twitter.com/M525B3O984
鮎の瀬大橋
通潤橋から車で約9分の所にある鮎の瀬大橋。
全国でも珍しいV型橋脚と斜張橋の複合型です。
高さ140m、長さ390mから見渡す渓谷は圧巻ですよ。


高千穂峡
近隣ではありませんが車で約48分のところにある高千穂峡。
神秘の渓谷と言われるようにとても美しいところです。
20年振りくらいに高千穂峡行ったな pic.twitter.com/kLYi6YdCx6
— 𝖃𝖊𝖑𝖑𝖙𝖞 (@I_am_JK_17sai) August 29, 2023
高千穂峡の滝で虹が見えました🌈✨
— 家之子八幡神社🕊 (@ienokohachiman) August 29, 2023
その後、雷雨⚡️☔️になり、ボートに乗る頃にはまた太陽が…!☀️
高千穂峡でボートに乗る夢が叶いました…! pic.twitter.com/Si68UxE2XB


まとめ
2023年秋に国宝に指定された通潤橋!
江戸時代につくられ豪快な放水が見られるアーチ状の橋にぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
放水予定日の午後1時から約15~20分間放水されます。
橋上または左岸からの写真が豪快な放水を写すには最適です。
周辺のスポットも要チェックです。