わが家では娘が歯列矯正をすることがきっかけで昨年(2021年)の11月にEW-DJ55の前モデルのEW-DJ54を購入しました。
その際に比較検討したEW-DJ75(当時は前モデルのEW-DJ74)との違いをご紹介したいと思います。
詳細は本文中でお伝えしますが、おおよそ次のようなことが言えます。
EW-DJ75は据え置き型で長時間連続で使えるので、洗面所に置いて家族などで使う人に向いています。
EW-DJ55はコードレスで防水なので設置場所を選ばず、お風呂でも使いたい人に向いています。
また気になる前モデルとの違いも本文中でお伝えしています。
2022年6月現在は前モデルの方がお値段が安くなっているのでそちらも比較検討してみてください。
PanasonicジェットウォッシャードルツEW-DJ75とEW-DJ55の違いを比較
ジェットウォッシャードルツEW-DJ75とEW-DJ55の主な違いは以下の6つです。
- EW-DJ75は本体据え置き EW-DJ55はコードレス
- 水圧レベルはEW-DJ75は10段階 EW-DJ55は5段階
- タンク容量はEW-DJ75が600mLなのに対しEW-DJ55は1/3の200mL
- 連続使用時間(給水1回あたり)はEW-DJ75は約3分 EW-DJ55は約1分
- 本体寸法・質量ともEW-DJ75の方が大きい
- EW-DJ55は防水のため本体が水洗いできる
それでは詳しく見ていきましょう。
EW-DJ75は本体据え置き EW-DJ55はコードレス
EW-DJ75は本体を据え置き、コンセントにつないでそこで使用します。
一方EW-DJ55はコードレスタイプで充電器を使って充電してから使うので、コンセントの無い場所でも使えます。
ですが、歯医者さんで水を吸い取りながらやってもらうのと違って、出てきた水は当然口から排出しなくてはなりません。
ですから洗面所など排水ができる場所で使用することになります。
コードレスで防水のEW-DJ55はお風呂でも使用することが可能です。
慣れるまでは周囲を水で汚してしまうことが多いのでどこで使うかは選択する上で大事な特徴になりますね。
わが家では購入時はお風呂で使えることが一番のポイントでコードレスタイプを買いましたが、慣れてきた今は洗面所で使うことが増えています。
でも今でも時々水は飛ばしちゃってるよね!
水圧レベルはEW-DJ75は10段階 EW-DJ55は5段階
水圧については、数値として強さの違いがあるのかどうかは記載がなく比べることはできませんでした。
口コミではEW-DJ75の方が強いというのをいくつかみつけましたが、感じ方は人それぞれなのでそれが正しいとは言い切れません。
またEW-DJ75はコンセントにつながっているせいか水圧が安定しているというのもよくみられましたが、わが家で使っているEW-DJ55(54)が水圧にムラがあるかというと、特にそういうことを感じたこともありません。
段階が10段階と5段階という差は、EW-DJ55の方がEW-DJ75の半分までの水圧しかないという事ではなく、同等の水圧レベルでEW-DJ75の方が10段階と細かく選べるという事だと思います。
但し、EW-DJ54以前のコードレスタイプを使っている人の口コミにバッテリーの劣化でパワーが落ちてくるというものがあったので、据え置き型の方がパワーが持続するということは言えるかもしれませんね。(あくまで可能性です。)
タンク容量はEW-DJ75が600mLなのに対しEW-DJ55は1/3の200mL
タンク容量は据え置き型のEW-DJ75は水が600mL入るのに対し、EW-DJ55は200mLしか入りません。
そのためEW-DJ55はこまめな給水が必要になります。
大体1回の使用で2回程度給水する人が多いようですが、給水自体は背面のふたを開けて水道から直接水を入れるだけなので簡単に給水できます。
EW-DJ75の方は600mLとたっぷり水が入りますが、1回の使用でそれ以上使いたい場合にはタンクを外して給水する必要があります。
このタンクが持ちにくいとか落としてしまうという口コミもあるので参考にしてね。
連続使用時間(給水1回あたり)はEW-DJ75は約3分 EW-DJ55は約1分
給水1回あたりの連続使用時間は超音波水流ノズル使用時でEW-DJ75は約3分、EW-DJ55は約1分となります。
水の量が3:1なので時間も3:1という事です。
もっと使いたいときは給水して使用します。
EW-DJ55は充電式なのでフル充電での使用時間は約10分となっています。※フル充電にかかる時間は約1時間です。
なお、ポイント磨きノズルや舌磨きノズル使用時は連続使用時間はもう少し短くなります。
本体寸法・質量ともEW-DJ75の方が大きい
EW-DJ75の本体寸法(高さ×幅×奥行)は 約30.0×12.5×14.0㎝(舌磨きノズル含む)質量は約998gです。
EW-DJ55の本体寸法(高さ×幅×奥行)は 約31.0×7.5×8.5㎝(舌磨きノズル含む) 質量は約276gです。
なお舌磨きノズルを除いた本体の高さはそれぞれマイナス10㎝ほどです。
EW-DJ75のハンドル部分に比べてEW-DJ55の手に持つ部分は太くなりますが、滑り止め加工がしてあり手にフィットする形状なので女性でも持ちにくいということはありません。
小さい子どもさんには少し大きいかもしれませんね。
全体的にはEW-DJ55の方がコンパクトではありますが、日ごろから持ち歩くサイズではないと思います。
長期間の旅行などなら荷物に入れて持っていき使用するのも良いかなとは思いますが、1~2泊程度の旅行や出張には荷物の中で結構場所を取るかもしれません。
どうしても持っていきたいという時には、携帯用コンパクトタイプのEW-DJ42がお勧めです。
個人的にはコロナ禍の今は職場のトイレなどでの使用はあまりお勧めしません。旅行や出張にはちょうど良いと思います。
6.EW-DJ55は防水のため本体が水洗いできる
EW-DJ55は防水なので本体が丸ごと水洗いできます。
使用後に底ふたを開けて中も水洗いし乾かしておけば清潔に使えます。
ただし中は先の方が狭くなっているため手を入れては洗いにくいです。
一方EW-DJ75の方はタンク部分は食洗器対応になっていますので、タンクは清潔に保てますね。
EW-DJ75とEW-DJ55 あなたに合うのはどっち? おすすめポイントをご紹介
EW-DJ75とEW-DJ55の違いをふまえて、あなたにどちらが合うのか考えてみましょう。
EW-DJ75がおすすめの人
- 洗面所に置くスペースがあり、洗面所で使用したい人
- なるべく途中で給水せずに使いたい人
- ハンドルが握りやすいサイズが好みの人
- 水を入れるタンクを清潔に使いたい人(タンクは食洗器使用可)
- 家族が連続して使用したい人、または長時間使いたい人
据え置き型のEW-DJ75を選ぶかどうかのポイントはやはり洗面所に置けるかどうか、というところが大きいのではないかと思います。口コミには利き手側にコンセントや置く場所がないと使いにくいというものもありましたので参考にしてください。
EW-DJ55がおすすめの人
- 洗面所を汚したくない人
- お風呂で使用したい人
- 洗面所以外で充電する必要がある人(洗面所に置く場所がないなど)
- 旅行などに持っていきたい人
- 防水で丸洗いできるので清潔に保てて良いと思う人
コードレスタイプのEW-DJ55を選ぶかどうかのポイントは洗面所に置くスペースがない、またはお風呂で使用したいというところが大きいと思います。
EW-DJ75とEW-DJ55の比較表
据え置き型のEW-DJ75とコードレスタイプのEW-DJ55の主な違いなどを比較表で見てみましょう。
EW-DJ75 | EW-DJ55 | |
水流 | 超音波水流 | 超音波水流 |
水圧レベル | 10段階 | 5段階 |
本体形状 | 据え置き | コードレス |
水圧レベル記憶機能 | ||
充電催促機能 | ||
本体防水設計 | ||
タンク容量 | 約600mL | 約200mL |
連続使用時間 (給水1回あたり) | 超音波水流ノズル 約3分 ポイント磨きノズル 約2分10秒 舌磨きノズル 約1分15秒 (水圧レベル10設定時) | 超音波水流ノズル 約1分 ポイント磨きノズル 約55秒 舌磨きノズル 約40秒 (水圧レベル5設定時) |
海外・国内両用 | ||
電源方式 | 交流式 | 充電式 |
使用時間 | フル充電で約10分間使用可能 | |
本体寸法 (高さ×幅×奥行) | 約30.0×12.5×14.0㎝ (舌磨きノズル含む) | 約31.0×7.5×8.5㎝ (舌磨きノズル含む) |
本体質量 | 998ℊ (舌磨きノズル含む) | 276ℊ (舌磨きノズル含む) |
付属品 | 超音波水流ノズル 1本 ポイント磨きノズル 1本 舌磨きノズル 1本 ノズルスタンド | 超音波水流ノズル 1本 ポイント磨きノズル 1本 舌磨きノズル 1本 |
PanasonicジェットウォッシャードルツEW-DJ75とEW-DJ55の共通の特徴と機能
ジェットウォッシャードルツEW-DJ75とEW-DJ55の共通の特徴と機能を見ていきましょう。
歯磨きだけでは取り切れない歯周ポケットや歯間に残った汚れを強力に除去
パワフルなのに歯ぐきにやさしい超音波水流で歯の表面の汚れまで除去
舌表面の汚れも除去
歯並びの悪い歯間や歯列矯正器具まわりのガンコな汚れを除去
約3日で歯茎の健康を推進
別売りノズル
ノズルは本体に1本ずつ付属していますが、家族で使う人や追加や買い替え用の別売りノズルをご紹介します。
ノズルには次の3種類があります。
- 超音波水流ノズル
- ポイント磨きノズル
- 舌磨きノズル
気になる前モデルのとの違い
気になる前モデルとの違いを見てみましょう。
現モデルが発売になった2022年6月現在、前モデルの方がかなりお安くなっています。
2023年12月現在では前モデルのEW-DJ74はEW-DJ75より高くなっているか、販売が終了しています。
EW-DJ75と前モデル(EW-DJ74)との違い
公式サイトによるとEW-DJ75と前モデルEW-DJ74の違いは『止水吐水切替スイッチの色』となっています。
- EW-DJ75:白
- EW-DJ74:グレー
EW-DJ55と前モデル(EW-DJ54)の違い
公式サイトによるとEW-DJ55と前モデルEW-DJ54の違いは『底ふたの色』となっています。
- EW-DJ55:白
- EW-DJ54:グレー
どちらも違うのは色だけだね。
スイッチや底ふたの色にこだわりがないなら前モデルの方がお買い得ですね。
ドルツEW-DJ75とEW-DJ55の違いを比較 まとめ
以上、ジェットウォッシャードルツEW-DJ75とEW-DJ55の違いを比較し、あなたに合うのはどちらかなのかをお伝えしました。
主な違いは次の6つでしたね。
- EW-DJ75は本体据え置き EW-DJ55はコードレス
- 水圧レベルはEW-DJ75は10段階 EW-DJ55は5段階
- タンク容量はEW-DJ75が600mLなのに対しEW-DJ55は1/3の200mL
- 連続使用時間(給水1回あたり)はEW-DJ75は約3分 EW-DJ55は約1分
- 本体寸法・質量ともEW-DJ75の方が大きい
- EW-DJ55は防水のため本体が水洗いできる
まとめると次のようなことが言えます。
EW-DJ75は据え置き型で長時間連続で使えるので、洗面所に置いて家族などで使う人に向いています。
EW-DJ55はコードレスで防水なので設置場所を選ばず、お風呂でも使いたい人に向いています。
どちらがより自分の生活スタイルや好みの使い方かを考えて選ぶことが大切だと思います。
歯の健康は身体の健康にも深く関わっています。
自分の歯の残っている数が少ない高齢者は、転倒したり認知症になるリスクが高くなるそうです。
歯や歯茎を清潔に保って、いつまでも健康な歯を維持したいですね。
特に歯列矯正中の人は汚れが残りがちなので、こういった口腔洗浄器を使ってお手入れすることは大切だと思います。
うちの娘も頑張って定期的に使用しています。
わが家で使っているコードレスタイプのレビューや口コミ記事も良かったら参考にしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました