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愛犬コロン闘病の記録【13】お別れの時

愛犬コロン闘病の記録 【13】 お別れの時

前日の土曜日に病院受診でまだまだ大丈夫と言われたコロンでしたが、帰宅後はこれまでと少し様子が違っていました。

この記事からの続きです。

目次

不安 病院で診てもらいたい

夜中に何度も息をしているか確認しないと不安でした。

そしてちょっと眠ったすきにベッドから転がり出て私の方に近づいて寝ていたコロン。

昨日適便をしてもらってお腹が動いたのか朝オムツを変えると便が出ていておしり周りにしっかりくっついていました。(後から思うとサインだったのかもしれません)

ボディシートやお湯でぬらしたタオルで拭いても毛にこびりついているのは取れません。

そのためこういう時のために買っておいた桶にお湯を張り、息子と一緒に急いでおしり周りだけシャンプーしました。

素早く乾かしてきれいになりました。

でもやはり昨日病院に行った頃に比べて様子は違って目がうつろな感じもします。

先生が日曜日でも連れてきて良いって言ってくれてたので電話してみました。

すると留守電のメッセージが流れます。

しほろん

予約の患者だけしか診ない日なので電話を受けないことにしてるのかな?それとも休み?

日曜日にも診療しているけれど予約制で午前のみの診療。

そして毎週ではなく休みの日もあり、不定期なので院内に貼りだしてありましたけどチェックしていませんでした。

HPにはその情報はアップされてない。

とりあえず、コロンは家に置いたまま私だけ病院に行ってみました。

でも駐車場に停まっていたのはトラック。

入り口を開けて聞いてみると業者の方が今日は工事のためお休みとのこと。

仕方なく帰宅しました。

後悔 なぜ出かけた?

この日は住んでいる地域の地方選挙の日でした。

私はこれまで選挙を棄権したことはありませんでしたが、さすがにこの状態のコロンを置いて選挙に行く気持ちにはなりませんでした。

ところが近所の親戚が車で選挙に行くから一緒に行こうと誘いに来ました。

一度は断ったのですが、サッと行けば15分程度で帰って来れるというのです。

「じゃあ娘だけでも」と言いましたが、「そのくらい大丈夫でしょう」と言われちょっと考えていると、すでに期日前投票を済ませていた息子が「僕が見てるから行ってくれば?」と言うのをきいて出かけてしまったのでした。

投票を終えて帰りの車に乗り込もうとした時に息子から電話が。

「コロンの様子が変わったから早く帰ってきて!」

信号に引っ掛からなければ車で5分もかからない距離です。

玄関前で降ろしてもらい、家に飛び込みました。

そしてコロンのいるリビングのドアを開けた瞬間に息子がこう言いました。

「あ、今シんだかも」

間に合わなかった

すぐにコロンを抱き上げましたが、だらりとしていて反応がありません。

呼吸もしていませんでした。

ごめんなさい、ごめんなさい。

息子によるとコロンはそれまでじっと動かず寝ていたのに、急に手足をゆっくりと走っているかのように動かしだしたのだそうです。

それで私に電話をくれたと。

そして私と娘が玄関に飛び込み扉がバタンと閉まる音がした時に、耳がピクッと動いたそうです。

その後力が抜けたようになって動かなくなった・・・。

「ごめんね。ごめんね。ママいなくて・・・。」と連呼する私に息子はこう言ってくれました。

コロンはお母さんが帰ってきたことちゃんとわかってたよ。「帰って来た!」って嬉しくなって魂だけ先に玄関に飛んで行っちゃったんじゃない?

それでも、本当にごめんなさい。

この日のことを書いていた記事はこちら▼

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