2024年4月25日放送のNHKあさイチでは防災グッズが紹介されていました。
それは普段から使える「備えない防災グッズ」!
いざ使おうと思った時に電池切れなどで使えなかったり、取り出しにくかったりすることがないよう、防災グッズも普段から使っておこうということなんですね。
それが「備えない」ということ。
紹介されたのは災害用の携帯トイレ・寝袋・ランタン・スリッパの4つです。
本文で詳しくご紹介しますね。
災害用携帯トイレ アートトワレ
災害時に断水などでトイレが使えない時に使用できる凝固剤や2種類の袋などが5回分入っているアートパネルです。
10年という長期保存が出来ます。
トイレの壁などに飾っておいていざという時にすぐ使えるのは便利ですね。
絵の種類も多いのでいくつか並べて飾っても良いですね。
クッション型多機能寝袋
クッションサイズにたためる寝袋です。
好みのクッションのカバーに入れておけば普段からクッションとして使用できます。
寝袋ってしまい込みがちですが、クッションならすぐに持ち出せますよね。
背の高い男性でも足を延ばして寝られるサイズ。
中には枕が付いていてフード部分で顔がすっぽり隠せます。
また内ポケットもあるので貴重品を入れておくことも出来ますね。
そして中に入って首元の紐を閉めるとひと目が気になる場所での着替えの目隠しにもなるんです。
これ1人暮らしのお部屋に友達が泊りに来るけど予備のふとんがないなんて時にも良さそうですよね?
ランタン
CD1枚分という軽さで折りたたむと1.2㎝の薄さになるシンプルデザインのランタンです。
ソーラー充電式で最大72時間も使用できます。
また防水仕様なので屋外でも使用できるし、普段お風呂で使って雰囲気のあるバスタイムを楽しむことも出来ますね。
防災スリッパ
よく寝室に靴を置いておくと災害時に足を怪我しなくてすむなんて言いますが、このスリッパなら普段使いのままで大丈夫です。
底が丈夫な素材になっていて割れたガラス片などから足を守ってくれますし、ゴムをかかとにかけることができるので走って逃げるなんて時でも脱げにくいんですね。
また汚れたら洗濯することも出来ます。
フェーズフリー
今回番組で紹介された商品のように、防災用と普段使いを分けないで日常手に届くところに置いておきながら備えておく考え方をフェーズフリーというそうです。
身のまわりにあるモノやサービスを、日常時はもちろん、非常時にも役立つようにデザインしようという考え方、それが『フェーズフリー』です。
防災用品のほとんどは、ふだんはしまっていて、非常時のみに取り出して使うものです。
フェーズフリー協会サイトより引用
フェーズフリー品はちがいます。フェーズフリー品は日常時のいつもの生活で便利に活用できるのはもちろん、 非常時のもしもの際にも役立つ商品・サービス・アイデアです。
他にも番組で紹介された商品には次のようなものがありました。
アタッチメントを付ければそのままでも飲める液体ミルク
普段は車でUSB充電に使いながら車がもしもの時にはシートベルトをカットしたりウインドウを割ることが出来る
また移動できるコンテナ型のホテルが災害時には仮設住宅が出来るまでのつなぎとして利用されることもあるそうです。
まとめ
あさイチで紹介された備えない防災グッズを4つ紹介しました。
- アートトワレ(防災用携帯トイレ)
- クッション型多機能寝袋
- ランタン
- 防災スリッパ
その他に液体ミルクや防災用USBシガーソケットなどもありました。
普段使いしながら防災にも使える商品を少しづつ生活に取り入れていく考え方は大切だと感じました。
備えない防災グッズをぜひ取り入れてみてねー